職場でのコミュニケーション場面で
必要以上に強く言い過ぎて後悔したり
言いたいことが上手く言えずに落ち込んだ
という経験がある方は多いと思います。
コミュニケーションタイプは大きくわけて4つあり
①自分が絶対に正しいと考え、威圧的で相手を一方的に責める
②頼まれたことは断れず自分の意見を言えない
③回りくどい表現や嫌味な態度で接して察してもらおうとする
④攻撃的にも卑屈にもならず、相手も自分も尊重しながら自己主張をして適切に対話できる
にわけられます。
④のタイプは “アサーティブ” なコミュニケーションと表現します。
相手を尊重しながら自分の意見や要求、感情を率直に、誠実に、対等に伝えるコミュニケーションのことです。
「一人で抱えこんだ結果、燃え尽きる」
「ため込んだ末に爆発してしまう」
ことがなくなり、物事の対処の仕方に自信が持てるようになります。
職場の一人一人が意識できると、気づいた問題点をすぐに共有でき
率直に意見を出し合える風通しの良い組織となります。
相手を傷つけず自分も大切にして、人間関係に悩む人が減っていけば良いなと思います。
参考:
アサーティブな話し方・伝え方~自分も相手も大切にできる会話術~(現代けんこう出版)、
あかるい職場応援団―言い方ひとつで変わる会話術-(厚労省)
こころの耳-領域2 人間関係-(厚労省)