適応障害とは?
進学や就職、人事異動や結婚など、新しい環境に曝されることはよくあります。
不安や緊張感を伴いながらも、その環境に適応し慣れていくことでしょう。
しかし適応障害では、ある特定の状況や出来事に耐えがたいストレスを感じ、情緒面や行動面に症状が現れます。憂うつな気分や不安感が強くなり、涙もろくなったり、神経が過敏になったりします。また、その環境になじめないため無断欠席や、飲酒が多くなる等、行動面の症状がみられることもあります。
適応障害のサイン
- 緊張することが多く、不安感が強い
- 涙もろくなる
- 暴飲暴食、無謀な運転
- 一人でにやにや笑っている
- 不安感が強くなり、動悸やめまいが起きる
- 何かを計画したり続けることができない
治療法
ストレスがかかる環境を変えることが有効な場合があります。原因を取り除くわけですね。
またその環境に対する適応力を高めることが良い場合もあるでしょう。
ストレスに対する適応力は人によって様々ですから、注意が必要です。
薬を服用することで、不安感を少なくすることも、場合によっては行われます。
いづれにしても、長く放置する事は症状をこじらせることにもなりますので、新しい環境で体調の不良が続く方はお早目にご相談ください。